2004年 12月 25日
4. 高校列伝 ~エンダウの章~
第2話:本音

季節はいつだったかは覚えていない。エンダウが担任だったので高校3年生の時の事だろう。

ウチの高校は、頭髪検査、服装検査などを定期的に行っていたが、

髪の毛を染めてる人は染めていたし、スカート短くしたり、ルーズソックスは禁止だったっけ?

あんまり覚えてないけど、検査があった時だけ直して、

次の検査があるまでは野ざらしみたいな状況が続いていた。



しかし、その安息の日々も終わりを告げ(?)

検査の時も「髪の毛染めて何が悪い」的な堂々とした不良ちゃん達が増えていた。



そこで、漢、エンダウは力説を始める。

エンダウは見た目はダンディーな男であり、現在は定年退職されているが元気な人だった。

夏のある日は、シャツの脇に汗をかいてしまうぐらい元気だった。

そんな(ある意味で)熱い男が、力説しているのである。

みんなが、エンダウの言葉に何かを感じ取っていたかどうかはしらないが、

僕は「早くホームルーム終わらないかな~」と思っていた筈だ。

僕は違反してないのになんで? みたいな協調性のない男だった(今もですが)



そして、力説もそろそろ終わろうかと言う時、

エンダウは最後にズバッと一言、言い放ったのである。



「お前ら! スカートを短くせぃ!!」















エンダウ、力説の中で理性を忘れた…!




みんなが( ゚Д゚)ポカーンとしている中、我にかえったエンダウは苦笑しながら、


「…間違えたがなぁ…」


と、一人呟くのであった。

僕は「ホームルームが早く終わらなくて良かった」と、その時だけ思ったのである。


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by riza_59 | 2004-12-25 01:03 | 連続更新


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